先日仕事の関係で名古屋出張に行きました。
泊まり出張で2日目に時間のゆとりができたので気になっていた【星が丘テラス】へ寄ってみることに。
なにかと縁があって名古屋に行く機会は昔から多いのですが、星が丘テラスは前を通るだけだったのです。
あと、以前大須のre:Liでご飯を食べて感動的に美味しかったのですが、このお店を閉店して星が丘テラスにオープンしたのが【TT″ a Little Knowledge Store(トド アリトルナレッジストア)】さんだと知って絶対に行きたいと思っていました。
トドさんで大満足のランチを食べた後、なんとなく施設をブラブラしていたら気になるショーケースを発見。
そのショーケースはDO LIVING ISSEIDO店内で行われているペルシャ絨毯フェアの案内で、とても素敵な絨毯が飾られていたのです。
オフィスのラウンジエリアにペルシャ絨毯かキリムを敷きたいな〜と思っていたので軽い気持ちで見ていくことに。
この日はペルシャ絨毯フェアでPERSIAN GALLERYさんからスペシャリストの店員さんが来店されていると告知されていたのですが、スペシャリストはPERSIAN GALLERY店主の娘さん(
店主のお父様がイランの方だそうです)で、1枚1枚どのような地方のどの様な民族が織った絨毯なのか、どのような用途で織られたものなのか、どのぐらいの年代のものなのかを説明してくださいました。
値段の差はどのような違いで決まるのかとか、ペルシャやキリムと言っても民族によって様々な違いがあることなど今まで知らなかったことが分かってくると面白いです。
店内も素敵な絨毯がいっぱい!
見方が分かってくるとサイズに関係なく「これは高いだろうな」とか「これはそこまで高額じゃないかも」という予想がだいたい当たるようになってきます.(笑)
また、この柄好き!と思う絨毯数枚が同じ民族のものだったりして民族ごと柄に特徴があるのが面白いです。
色々見て迷った結果、最初に一目惚れしたショーケースにあった絨毯がやっぱり欲しい!となりわがままを言って外してもらうことになりました。
まさか出張先で衝動買いするとは思っていなかったのですが、今まで探してきた中では見たことがないデザインなので逃したら後悔すると思ったのです。
購入したのはオールドキリム。
キリムだけれど絨毯のようにモコモコに織られた部分があったり急に柄が変わったり遠目にはパッチワークのように見えるデザインです。
最初違う柄の絨毯をつなぎ合わせたパッチワークだと思って見ていたのですが、近くで見たら場所によって織り方を変えることに気づきました。
この部分、柄違いの布が重なっているわけじゃないんです。
織り方を変えているだけなので柄が変わっても一続きなのです。
すごくないですか?
柄が変わるだけじゃなく急にふかふかの厚みある織り方に変わったりします。
このキリムはイランのチャハルマハル産だそうです。
バクチアリ族の古いホルジン(馬やロバの背に掛けて使う袋)の袋を開いて1枚に仕立て直したキリムなのだとか。
ソファーがまだシングル1台しかありませんが、明日すべて揃う予定なのでキルムとソファーを組み合わせるのが楽しみです。